September 14, 2009

会える贅沢5

今年の2月にある後輩からメールが来た。「お久しぶりです」と。
私の同級生と仕事をしているという。しばらくは、同じ高校の先輩とは気づかずに仕事をしていたが、先日同窓生だということが分り、尚且つ私の同級生だというので懐かしく思いメールをくれたのである。
名前だけではピンとこなかった。また、メールの最後に書いてある署名の会社名「株式会社MSC(マネジメント サービス センター)」というのもピンと来ない。まして代表取締役という肩書きである。なおさら不思議であった。
しかし、中学・高校の剣道部の後輩であるらしい。名簿を取り出して見ると私の4つ下のT君であった。それにしても何十年振りである。
私が高校1年のときに中学1年で入部してきた後輩である。だんだんと記憶が蘇ってきた。
懐かしさとよく覚えていてくれたとものだと感心もした。

その後、当社のHPを見て拙著「心の中へ…冒険の旅」を何回も注文していただいた。何十冊も知り合いの方へ配っていただいたようである。その方々の感想もお送りいただいた。
お互い忙しい社長業であるが、先方へ訪問したり、こちらへ来ていただいたりして、何度か会うことが出来た。

話してみてびっくりしたのは、彼も中村天風先生の著書を読み耽ったという。また、「心力歌」も取り寄せて読んだというのだ。お互い話が合い楽しいひと時を過すことができた。
縁というものは大変不思議である。株式会社MSCは、私が企業の人事担当のときに研修をお願いしていた会社である。彼はまだ入社していなかったが、・・・。
私は、人と会うことは大変な贅沢だと思っている。私と会う以外にいろいろな選択肢があるはずだ。それなのに私に有限である時間を割いてくれるのだから、お金を頂くよりも贅沢だと思っている。だから、人と会うときは時間を無駄にしたくない。
折角の時間である。また、いつ会えるかも分らない。そんな緊張感で人と会うことにしている。一生に会える人の数は限られる。一期一会とはよく言ったものだ。

贅沢をしているという気持ちで人と会うと、その人のいいところが見えてくるから楽しいのだ。


cpiblog00620 at 16:45│Comments(1)TrackBack(0)clip!会える贅沢 

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この記事へのコメント

1. Posted by website traffic for sale   October 31, 2014 10:14
くよりも贅沢だと思っている。だから、人と会うときは時間を無駄にしたくない。
折角の時間である。また、いつ

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