January 19, 2008

剣道日誌33

昨年のことであるが、夏休みに熊本へ帰省する1週間前に東京大井剣友会会長の澤間彰雄先生が亡くなられた。1週間前には元気に道場へ顔を出して子ども達の稽古を見守っていてくれていたので驚きであった。

澤間先生は足が悪く、稽古が出来る状態ではないが、毎週土曜日の夜の稽古に参加される。
正座も出来ないため後ろで子ども達の稽古を見守り、指導をされる。後半の大人の稽古もしっかりと見ておられ私も何度もご指導を頂いた。
自分では稽古が出来ないが、合宿にも参加され稽古を見守った。夏の暑い日も、冬の凍えるような寒い日も稽古を見守り続けていた姿には本当に頭が下がる思いである。

澤間先生が亡くなられた後、初めての東京大井剣友会大会が開かれたのは昨年10月21日のことである。
新会長には旭先生が就任されたが、澤間先生のいない大会は寂しく感じられた。年々子ども達の参加が少なくなり、大会の運営に苦慮するが、今年の大会は何か拍子抜けの感じがして盛り上がりに欠けたと感じたのは私だけではなかったと思う。

それでも少ない人数の参加者に1回でも多く試合をさせてあげたいと個人戦は全てリーグ戦を採用した。小学校低学年の選手は初め緊張して動きが鈍かったが、何度も試合を行ううちに本来の動きが出始めた。
26回大井大会26年に亘って続けてきた手作りの大会である。何とか子ども達には今後も剣道を続けていってもらいたい。そして、来年も再来年もこの大会に参加して欲しいと願っている。

多くの先生達が繋いできた大井大会を今年も盛大に行なおうと、澤間先生を思い出してあらためて思った。


cpiblog00620 at 13:50│Comments(2)TrackBack(0)clip!剣道 

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この記事へのコメント

1. Posted by hermes replica   December 09, 2014 18:03
いと個人戦は全てリーグ戦を採用した。小学校低学年の選手は初め緊張して動きが鈍かったが、何度も試合を行ううちに本来の
2. Posted by replica watches uk   May 07, 2015 20:31
3 何このシリーズで一意であることの指標が実際にスイッチ上の数字と同じ色で点灯していることです。

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