July 13, 2007
剣道日誌 番外編「雨ちゃんを偲ぶ会」2
追悼稽古後、皆で立ち寄り湯である「もみじの湯」へ行き露天風呂で汗を流す。
一休みして玉屋ホテルに戻り、18時30分から「雨ちゃんを偲ぶ会」を行なう。
玉屋ホテルの大広間で各地から集まった30数人が酒を酌み交わす。
ちょうど1年前、彼が旅立った。
「もう頑張らなくていいよな」というのが最後の言葉だったという。
お膳に並んだ料理は、すべて思い出の献立である。
お品書きには次のように書いてあった。
食前酒 妙義山
親しい方が訪れると必ずこのお酒で一緒に楽しむのが好きでした。
前 菜 蕗の薹、土筆、山椒、蕨
年を追うごとに、春の苦味が好きになると、病床でも山椒の佃煮を食べていました。
スープ 新ジャガイモのスープ
主人の得意とした料理です。
向 付 鰹、イカ、地場野菜
初鰹を静岡の主人の友人のところで御馳走してくれる約束でした。
煮 物 白魚の玉子とじ、独活、葱、牛蒡
肉料理よりも魚料理が好きだった主人が特に好んだ鍋料理です。
焼 物 鮎の笹焼き
川魚では鮎が一番の好物でした。鮎は塩焼きにして骨と臓物が食べられるのが良いと言っていました。
蓋 物 海老のラビオリ
病床で主人がお客様のために考案した最後の料理です。
ご 飯 竹の子、土筆、山椒の実
春の苦味が好きだった前社長のために、調理場担当の房江さんが心をこめ炊き上げました。
汁 赤だし
地元、富岡実業高校の手作り味噌、いつも主人が買ってきてくれました。
デザート 青梅の蜜煮
6月に入り梅の季節を迎えたころ、病床にて「また梅の酸味を抜きたいなあ」とつぶやき微笑んだ主人を想い、心をこめてつくりました。
知り合って30年、笑顔の主人を想い・・・
と、結んであった。
そして、奥さんの計らいで食前酒の妙義焼きのぐい呑みは、参加者それぞれ想い出に持ち帰
えらせて頂いた。
このぐい呑みを見るたびに、今日の偲ぶ会のことが思い出されるだろうな。
一休みして玉屋ホテルに戻り、18時30分から「雨ちゃんを偲ぶ会」を行なう。
玉屋ホテルの大広間で各地から集まった30数人が酒を酌み交わす。
ちょうど1年前、彼が旅立った。
「もう頑張らなくていいよな」というのが最後の言葉だったという。
お膳に並んだ料理は、すべて思い出の献立である。
お品書きには次のように書いてあった。
食前酒 妙義山
親しい方が訪れると必ずこのお酒で一緒に楽しむのが好きでした。
前 菜 蕗の薹、土筆、山椒、蕨
年を追うごとに、春の苦味が好きになると、病床でも山椒の佃煮を食べていました。
スープ 新ジャガイモのスープ
主人の得意とした料理です。
向 付 鰹、イカ、地場野菜
初鰹を静岡の主人の友人のところで御馳走してくれる約束でした。
煮 物 白魚の玉子とじ、独活、葱、牛蒡
肉料理よりも魚料理が好きだった主人が特に好んだ鍋料理です。
焼 物 鮎の笹焼き
川魚では鮎が一番の好物でした。鮎は塩焼きにして骨と臓物が食べられるのが良いと言っていました。
蓋 物 海老のラビオリ
病床で主人がお客様のために考案した最後の料理です。
ご 飯 竹の子、土筆、山椒の実
春の苦味が好きだった前社長のために、調理場担当の房江さんが心をこめ炊き上げました。
汁 赤だし
地元、富岡実業高校の手作り味噌、いつも主人が買ってきてくれました。
デザート 青梅の蜜煮
6月に入り梅の季節を迎えたころ、病床にて「また梅の酸味を抜きたいなあ」とつぶやき微笑んだ主人を想い、心をこめてつくりました。
知り合って30年、笑顔の主人を想い・・・
と、結んであった。
そして、奥さんの計らいで食前酒の妙義焼きのぐい呑みは、参加者それぞれ想い出に持ち帰
えらせて頂いた。
このぐい呑みを見るたびに、今日の偲ぶ会のことが思い出されるだろうな。