May 16, 2007
剣道日誌24
先週の日曜日、港区の剣道大会があり、良武剣友会の子ども5人を引率して参加した。
今回は大体育館が区の行事と重なり使用できず、武道場で行なうことになった。
今までは大きく6コート取れたため、午前中に小中学生、午後に高校生以上が試合を行なったが、今回は3コートそれも規定より小さいコートで試合を行なうことになったため、午前中小学生、午後に中学生という試合プログラムになり、高校生以上は中止となった。

武道場でこじんまりした試合場になったため、何十年振りかで紅白の幔幕を張っての試合となった。今までの大体育館で行なっていた試合とは雰囲気が違い、何か古式ゆかしい武道の試合という趣があった。
そういえば私が小学生の頃の試合場もこのように紅白の幔幕を張ってあった。そして、紋付羽織袴を着た来賓の方がいたのを覚えている。張ってあった幔幕にぴったりと溶け込み違和感がなかった。あれから45年久しぶりに見る試合場は新鮮さが漂っていた。きっと参加した小中学生もスポーツではない武道の試合だという感じを受けたであろう。いい思い出になったと思う。
今回初めて試合に出る小学生2年のI君とK君はかなり緊張気味で試合が始まる直前にトイレに駆け込む一幕もあった。結果は1回戦で敗退したが、相手に堂々と立ち向かったと誉めてあげた。試合後、勝ちたいかと聞くと「勝ちたい」との返事であったので、今週からの稽古は少し厳しく指導することにした。
試合に負けた後は一生懸命稽古して次の試合には勝つぞと思うが、すぐにその気持ちが萎えてきてしまう。これは試合だけではない。仕事でもそうだ。強い意志をもって初心を貫く人は少ない。ほとんどは権利を主張するだけで、義務を果たさず、すぐに惰性に流され、時間だけをかける所謂会社にぶら下がる人間になってしまう。
最初は小さな差であるが、あっという間に大きな開きになってしまう。だから、熱いうちに鉄は打つのだ。今週からの稽古は一際厳しくした。
勝ちたいと思う子どもは強くなり、逃げていく子どもはまた悔しい思いをする。それの繰り返しである。
秋の試合で結果が出てくるはずだ。
今回は大体育館が区の行事と重なり使用できず、武道場で行なうことになった。
今までは大きく6コート取れたため、午前中に小中学生、午後に高校生以上が試合を行なったが、今回は3コートそれも規定より小さいコートで試合を行なうことになったため、午前中小学生、午後に中学生という試合プログラムになり、高校生以上は中止となった。

武道場でこじんまりした試合場になったため、何十年振りかで紅白の幔幕を張っての試合となった。今までの大体育館で行なっていた試合とは雰囲気が違い、何か古式ゆかしい武道の試合という趣があった。
そういえば私が小学生の頃の試合場もこのように紅白の幔幕を張ってあった。そして、紋付羽織袴を着た来賓の方がいたのを覚えている。張ってあった幔幕にぴったりと溶け込み違和感がなかった。あれから45年久しぶりに見る試合場は新鮮さが漂っていた。きっと参加した小中学生もスポーツではない武道の試合だという感じを受けたであろう。いい思い出になったと思う。
今回初めて試合に出る小学生2年のI君とK君はかなり緊張気味で試合が始まる直前にトイレに駆け込む一幕もあった。結果は1回戦で敗退したが、相手に堂々と立ち向かったと誉めてあげた。試合後、勝ちたいかと聞くと「勝ちたい」との返事であったので、今週からの稽古は少し厳しく指導することにした。
試合に負けた後は一生懸命稽古して次の試合には勝つぞと思うが、すぐにその気持ちが萎えてきてしまう。これは試合だけではない。仕事でもそうだ。強い意志をもって初心を貫く人は少ない。ほとんどは権利を主張するだけで、義務を果たさず、すぐに惰性に流され、時間だけをかける所謂会社にぶら下がる人間になってしまう。
最初は小さな差であるが、あっという間に大きな開きになってしまう。だから、熱いうちに鉄は打つのだ。今週からの稽古は一際厳しくした。
勝ちたいと思う子どもは強くなり、逃げていく子どもはまた悔しい思いをする。それの繰り返しである。
秋の試合で結果が出てくるはずだ。