April 24, 2007

剣道日誌23

3月と4月に各1回ずつ大学の1年後輩であるY君いわく怪しい「大江戸地下道場」へ防具を担いで、いや引っ張って潜入してきた。日本橋にある三井道場であるが、確かに怪しい。
日本橋ビジネス街の真只中、それも近代的なオフィスビルである。エレベーターは地下1階までしか行かない。そこからは細い急な階段を地下2階まで下りていく。どうも地下2階は機械室のようである。そこの突き当たりに部屋があり、暗証番号を入れるとドアが開く。するとどうだ、細長い板張りの結構立派な道場が現れた。神棚もある。うん、これは昔よくあった町道場の造りである。Y君が言っていた「大江戸地下道場」とはこのことか。納得である。

いつもは小学校の体育館や大学や高校の広い剣道場で稽古をしているので、このように昔風の道場は逆に新鮮である。3組も立会いを行なうともう一杯である。狭いために後ろへ下がることが出来ない。剣先の張合いで前に出て行く。広い場所ではなかなか出来ない稽古である。
この道場のあるビルで働くY氏、道場主風のI氏、師範代風のS氏、熱心に指導を受けるK氏、数十年ぶりに復活したI女史と稽古で汗を流す。

シャワーを浴びて着替えると、さあ行くかとI氏の掛け声で同窓のY氏、S女史と私の4人で喉を潤しに地上へ出る。
それではいつものところでということで道場から数分の居酒屋へ入る。いやはやここも怪しい。日本橋の表通りで3000円食べ放題、飲み放題である。メニューの品をいくら食べても飲んでも3000円という。確かに女将さんは無愛想でとっつきにくい。しかし、いくつか料理を注文すると「それはもう用意しています」との返事。さすが常連である。入るとすぐいつも注文する料理は準備してくれる。
我々は先ず大きなコップの水で乾杯する。そして水分を補ったあと、ビールで改めて乾杯である。3000円で飲み放題、食べ放題なので多少店に遠慮しながらそれでもビールから日本酒に移って杯を重ねた。
2回とも同じコースで「大江戸地下道場」での稽古を楽しませてもらった。また、時間を見つけて是非潜入してこようと思う。


cpiblog00620 at 21:29│Comments(0)TrackBack(0)clip!剣道 | 剣道

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