January 15, 2007
熊本帰省2006.6.夢想園からエルパテオ牧場へ
九州一という露天風呂から出て部屋に戻りゆっくりしていると、夕食の準備が始まった。
もちろん部屋食である。落ち着いた和風の部屋で九州の味を堪能する。懐石風に出される料理はどれも美味しいが、特に豊後牛の陶板焼きと馬刺しが絶品であった。
ビールと地酒と焼酎でもうダメである。今日は花火大会があり旅館のラウンジからも良く見えるというので期待していたが、結局寝てしまった。子どもと妻は見物に出かけ、翌朝話を聞くとなかなか良かったとのことである。
次の日私はまだ皆が寝ている間に起きだして露天風呂へと急ぐ。
部屋に戻り朝食まで外を眺めたり、横になったりして過す。家族はやっと起きだして朝風呂へ。しばらくして皆が戻ってきたので、朝食を食べにレストランへ行くが一番乗りであった。レストランといっても畳み敷きで和風料亭風である。
出てくる朝食も洒落ている。姫カレイ、卵焼き、手作りとうふ、カボスのムース、豊後牛のそぼろ、さしみこんにゃく、漬物、味噌汁、サラダなど豊富なおかずが箱膳になっている。
私は朝に一番食欲がでる。子どものおかずにまで手を出して3杯飯を食べてしまった。
朝食後、園内を一回りして夢想園を後にした。
帰りに牧の戸峠(標高1330メートル)で休憩をしたが、九重高原の風は冷たい。気温は23度というが、半袖では寒いくらいである。
休憩所で相談し、今年もエルパテオ牧場に寄ろうという事になる。阿蘇の大草原での乗馬は病み付きになる。昨年物足りなかったということで、妻と長女は無謀にも大酋長コースを選ぶ。私と三女はワイルドウエスタンコースでのんびり草原を走る。
この牧場にはいろいろなコースがあり、乗馬歴や年齢によってそれぞれ楽しめるようになっている。私たちは比較的おとなしいコースで30分くらい乗馬をして戻り、妻たちを待つ。
大酋長コースは私たちより20分くらい長いコースであるが、それにしても帰りが遅い。
30分しても40分しても戻ってこない。嫌な予感がする。途中まで迎えに行くと、インストラクターを先頭に3人でゆっくり歩いてくる。あれ、大酋長コースは早足で帰ってくるはずなのに、おかしいなと思う。
やっと牧場まで辿り着き、話を聞くと、走り始めてすぐ妻が腰を痛めたという。やはり大酋長コースは無謀であったのだ。おとなしく我々と一緒にワイルドウエスタンコースにすればよかったのだ。幸い大事には至らなかったが、落馬でもしたらそのまま病院運びであった。
付き合った長女が物足りなさそうにぶつぶつ言っているが、妻は何食わぬ顔で昼食は何にするかと牧場のレストランでメニューを開き始めた。