November 27, 2006
熊本帰省2006.4.湯布院へ
やはり飲みすぎたのか? 喉が乾いて夜中に目が覚め、ホテルの1階まで降りてスポーツドリンクを買って飲む。空調を止めたせいかむし暑い。再びベットに入るが寝つかれない。
7時頃に起きだし、荷物を整理する。今日は何かと忙しいので、朝食をとらずに8時30分にホテルを出発する。まず南家の墓参りをしてから阿蘇へ向かう。阿蘇宮地にいる叔母の義父が7月に亡くなり新盆というのでお線香をあげに寄るのだ。途中、「だご汁」、「肥後の赤牛」「地鶏焼き」、「田楽」、「たかなめし」、「いきなり団子」、「馬刺し」「からいも」などあちらこちらの看板がここは熊本だと主張している。熊本にいるときには何気ない看板であったが、東京から来て年に一度眺めると「熊本」が押し寄せてくるようだ。
宮地の叔母のところへ着き、座敷に上がりお参りをする。毎年泊りに来なさいと誘われるがなかなか実現しない。手作りの高菜漬、いきなり団子、ぜんまいの煮しめにとうもろこしで歓待される。遅い朝食代わりにいただく。毎年送ってもらうが、ここの高菜漬けは絶品である。少し塩が効いているが、白いご飯の上に乗せて食べても、高菜チャーハンにして食べても美味しい。また、ぜんまいの煮しめが癖になる。阿蘇は素朴な料理が多いが山の景色を眺めながら食べる料理は一味違う。
叔母の家を出ていよいよ湯布院へ向かう。ここからやまなみハイウェイを通り約70キロである。眺めのよい長者原で軽く食事をする。熊本では「原」と書いて「ばる」と読む。広々とした長者原で山を眺めながら「だご汁定食」を食べる。だご汁は東京でも時々作るが、なかなか熊本の味が出ない。何が足りないのか不思議である。
長者原から湯布院まではあと一息である。車の窓を開けると九重高原の風が冷たく気持ちがいい。14時過ぎに湯布院へ到着する。湯布院は2年前にも義母を連れて来たが温泉が何といってもいい。前回の「亀の井別荘」も素晴らしかったが、今年は「夢想園」にお世話になることにした。