October 03, 2006

熊本帰省2006.2.玉名温泉

500キロ直行と宣言して走り始めたが、アルファードとコンビを組んで熊本まで走るのは初めてである。大丈夫だろうか?あと5時間半で500キロ弱を走らなければならない。いつものようにアルファードに話しかける。「頼むぞ、途中でトラブルを起こさないでくれ。危険を察知してくれよ」

走り始めて1時間があっという間に過ぎる。100キロは走った。ここで再び娘が旅館にTELを入れる。「何とか21時までには着きそうです。夕食よろしくお願いします。」
「用意しておきますので、お気をつけて」との返事だったと聞いて安心し、ハンドルを握り直す。それからは疲れも感じず、ひたすらわき目もふらずに走りとおして熊本の菊水ICに辿り着いたのが20時30分。
一般道をあと9キロだ。高速を降りて脇道に入るとあたりは真っ暗であった。ナビを頼りに「黄金館」(http://www.koganekan.jp/)へ。玉名温泉220時45分に旅館に着く。これで夕食は大丈夫だ。TELをしていたので、旅館のスタッフが4人ほど出迎えてくれ、荷物を部屋まで運んでくれる。遅くなったにも関わらず大変親切な対応である。部屋に荷物を置くと夕食を用意してくれている部屋に案内された。遅くなるので、夕食はすべて出して置いて頂ければいいですと前もって言っておいたのだが、きちんと仲居さんが付いてお世話をしてくれたのには感謝した。片付けもあるので仲居さんたちも帰りが遅くなるだろうが、ゆっくりと1時間は食事をさせて頂いた。玉名温泉1
食事も美味しく、喉が渇いていたのでビール2本をあっという間に飲みほす。食事の後、ゆっくり露天風呂に入って疲れを癒そうと部屋に戻ると布団がひいてあったので、疲れた腰を伸ばそうと横になったのがいけなかった。気がつくと朝の6時前である。

家族に聞くと食後私が最初に部屋に戻り、それから7〜8分して皆が部屋に入ったときにはもう熟睡していたので、布団をかけてそのままにしたという。
何と横になって2〜3分で寝てしまったのだ。
運転中気を張りつめていたので、感じなかったが東京を夜の11時頃に出て「黄金館」に着いたのが夜の9時前、22時間の強行軍、まして最後の500キロは直行で走りぬいたのだから疲れるはずである。
しかし、気を張りつめている限り疲れは感じないということを実感した。
「弁慶の立往生」という歌舞伎の場面があるが、気を張っていれば死んでも立っていられるということだ。

早朝窓の外を見ると昨夜は真っ暗で気がつかなかったが、以外に周りには民家があるではないか。玉名は大規模ではないが落ち着いた温泉地である。
熟睡したせいか疲れは一晩で吹き飛んだ。まだ家族が寝ているがタオルを持って露天風呂にいく。朝早くから蝉がないている。天気も良い。今日は義父の13回忌を行なうが暑くなりそうだ。


cpiblog00620 at 18:13│Comments(0)TrackBack(0)clip!熊本 

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