September 29, 2006
アメリカへ7
タコマ空港の到着ロビーをうろうろしていると大きな声で「おーい」という日本語が聞こえてきた。到着した人を迎える人ごみの中から聞こえてくる。その時私の携帯電話が鳴った。「三浦、Yだよ。いま俺の前を通り過ぎたじゃないか。目の前にいるよ」え、と思い正面を見るとジャンパーを着てY君が手を振っていた。20数年ぶりになるがお互いにすぐわかった。握手をして空港に止めてある車に乗り込むと、彼がシアトルの街を案内すると言って車を走らせた。
ここは日本人が良く来るよと言って案内されたのが、STARBUCKSの発祥店である。
「ここにSTARBUCKSができた時にはみんな馬鹿にしていたよ。50セントのコーヒーを売っているところがほとんどだった時に2ドルのコーヒーを売り出したのだからな。スタンド式で2ドルだよ。だから最初は誰も入っていなかったよ。閑散としていた。それが今ではアメリカだけでなく、日本にもSTARBUCKSの店が溢れているのだから驚きだよ。まあ、本物を出せばいつかは認めてもらえると言うことかもしれないな。」
そう言って店に入っていった。その店はこじんまりして当事のままだという。市場のすぐ前にあるが、あまり目立たない。しかし、今ではちょっとしたシアトルの観光地になって観光客は店の前で写真を撮っている。Y君が撮ってやるよというので、私も店の中で写真を撮らせてもらう。私は普段コーヒーをほとんど飲まないので、味がよくわからないが、アメリカでも美味しいとの評判らしい。また、この店だけ当初のオリジナルロゴを使用しているとのだと聞いた。今はロゴが少しスマートになっているというが私にはあまり興味がなかったので、オリジナルロゴの入ったカップホルダーを捨ててきてしまった。
NYに戻った時、その話をしたらコーヒー好きのI君がもったいないと悔しがっていた。
NY時間では夕方4時頃であるが、4時間の時差があるため、シアトルはちょうど昼時になっていた。朝が早かったのでお腹が空いてきた。ここはキングサーモンが有名なのだというので、二人でレストランに入りキングサーモンのバーガーを食べた。確かに美味しい。パンではなくお米ならもっと美味しいだろうになどと勝手に想像する。
そこから歩いて3分くらいのところにマリナーズの公式店があると言うので覗いてみた。イチローグッズが沢山おいてある。日本人がたくさん訪れると言うので、日本人の店員もいて買いやすい。三女の土産に帽子をひとつ買って店を出る。
Y君が少し郊外に行こうかというので、車に戻る。公園の中にある滝を見物し、高級住宅街を案内してもらう。歩きながら話を聞くと、今でもY君はアメリカで剣道を教えていると言う。七段も取得したそうである。立派である。ただ、アメリカで剣道を行なうには周りとの調和など難しいことがいろいろとあるようだ。剣道を行なう場所を確保するのも大変だと言う。今は日曜日の午前中に稽古をしているようだ。日曜日の午前中は教会に皆が行くので、場所が空いているということである。
稽古をする場所には事欠かない私たちは幸せである。
Y君は、私がアメリカで食事に困っているだろうと気を利かせて「おもしろい所で夕食を食べよう」と言い出した。
ここは日本人が良く来るよと言って案内されたのが、STARBUCKSの発祥店である。
「ここにSTARBUCKSができた時にはみんな馬鹿にしていたよ。50セントのコーヒーを売っているところがほとんどだった時に2ドルのコーヒーを売り出したのだからな。スタンド式で2ドルだよ。だから最初は誰も入っていなかったよ。閑散としていた。それが今ではアメリカだけでなく、日本にもSTARBUCKSの店が溢れているのだから驚きだよ。まあ、本物を出せばいつかは認めてもらえると言うことかもしれないな。」
そう言って店に入っていった。その店はこじんまりして当事のままだという。市場のすぐ前にあるが、あまり目立たない。しかし、今ではちょっとしたシアトルの観光地になって観光客は店の前で写真を撮っている。Y君が撮ってやるよというので、私も店の中で写真を撮らせてもらう。私は普段コーヒーをほとんど飲まないので、味がよくわからないが、アメリカでも美味しいとの評判らしい。また、この店だけ当初のオリジナルロゴを使用しているとのだと聞いた。今はロゴが少しスマートになっているというが私にはあまり興味がなかったので、オリジナルロゴの入ったカップホルダーを捨ててきてしまった。
NYに戻った時、その話をしたらコーヒー好きのI君がもったいないと悔しがっていた。
NY時間では夕方4時頃であるが、4時間の時差があるため、シアトルはちょうど昼時になっていた。朝が早かったのでお腹が空いてきた。ここはキングサーモンが有名なのだというので、二人でレストランに入りキングサーモンのバーガーを食べた。確かに美味しい。パンではなくお米ならもっと美味しいだろうになどと勝手に想像する。
そこから歩いて3分くらいのところにマリナーズの公式店があると言うので覗いてみた。イチローグッズが沢山おいてある。日本人がたくさん訪れると言うので、日本人の店員もいて買いやすい。三女の土産に帽子をひとつ買って店を出る。
Y君が少し郊外に行こうかというので、車に戻る。公園の中にある滝を見物し、高級住宅街を案内してもらう。歩きながら話を聞くと、今でもY君はアメリカで剣道を教えていると言う。七段も取得したそうである。立派である。ただ、アメリカで剣道を行なうには周りとの調和など難しいことがいろいろとあるようだ。剣道を行なう場所を確保するのも大変だと言う。今は日曜日の午前中に稽古をしているようだ。日曜日の午前中は教会に皆が行くので、場所が空いているということである。
稽古をする場所には事欠かない私たちは幸せである。
Y君は、私がアメリカで食事に困っているだろうと気を利かせて「おもしろい所で夕食を食べよう」と言い出した。