December 10, 2005
剣道日誌4

先月、品川区の段級審査会(5級〜1級、初段〜3段)にお手伝いで参加した。
小学生の低学年から中学生、高校生が中心の段級審査会である。付き添いの保護者も緊張気味だが、受審する子どもたちも大変緊張しているのが手に取るように分かる。
私は段審査の立会人として審査会場で見ていたが、皆大変不安そうであった。
実は、我が家の三女も1級を受審したのである。本人よりも私のほうが緊張していたかもしれない。声を出せ、前に出ろ、真直ぐ打っていけなどと心の中で叫びながら見ていた。その甲斐あってかどうか、何とか合格することが出来た。
他の親御さんも皆私と同じように心の中で応援していたのであろう。
私も小学校三年の時から父に連れられて剣道の道場に通っていたが、同じように父も心の中で、声を出せ、前に出ろ、真直ぐ打っていけと応援していたのだと思うと思わず感謝の気持ちが湧いてきた。
その父も今年の夏には3回忌を迎えた。