December 03, 2005

剣道日誌3

05安藤杯
2週間前の日曜日のことであるが、母校の成蹊大学で、「安藤杯」剣道大会が行なわれた。
これは剣道部顧問であった安藤英治先生が体を悪くし、剣道が出来なくなったが、せめてOB、OGが剣道をするとところだけでも見学したいとの希望で優勝杯を寄贈され、開かれるようになった内内の大会である。
先生は第1回目の大会が終わった後、少ししてお亡くなりになったが、卒業生の懇親大会ということでその後も先生の遺影を掲げて続けられ今年で8回目となる。
毎回、学園祭(欅祭)当日に開催することになっているため、学内は学生、卒業生、職員などで大変に賑わっている。

今年は東西対抗戦で試合が開始された。吉祥寺を境に東と西に分けての試合である。
私は西軍の副将で参加し、同期のI君と対戦しコテで1本勝ちを収めた。団体でも西軍が勝利し、今年の「安藤杯」を手にした。
懇親大会ということであまり勝敗にはこだわらず、その後の懇親会が目当てで集まってくるが、今年は試合後、皆で師範の青木敬汎範士八段に稽古をお願いした。

80歳近い先生であるが、先生の前に立つといつものことだが、小学生と大人との稽古のようになってしまう。
打ち込もうとすると「まだまだ」また打ち込もうとすると「まだまだ」そして「そこだ」といわれて打ち込むということの繰り返しになってしまう。
相手の右の親指から喉下を通って真直ぐ面を打ち込み、右足を相手の両足の真ん中へねじ込むつもりで飛び込んでいく。
いつも言われることだがこれが出来ない。気ばかり焦ってしまうのだ。ほんの5分で息が上がってしまう。今日もいい汗をかかせていただいた。

夜は吉祥寺で学生と共に懇親会があるが、時間が未だ少し早い。下地を作って行くかということで早めに吉祥寺へ繰り出した。


cpiblog00620 at 12:32│Comments(0)TrackBack(0)clip!剣道 

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