October 20, 2005
熊本帰省2005 エルパティオ牧場
黒川温泉を後にした私たちは、東京に帰る前に再び熊ばあちゃんに会いに熊本市内の病院へ向う。
今日も天気がいい。牛がのんびりと草を食べている。大観峰をさわやかな風とともに車で走るが、所々で車を止めては牛と記念写真を撮る。
しばらくするとエルパティオ牧場が見えてきた。ここは20年前に存命中の熊じいちゃんと幼かった子どもたちを連れて馬に乗りに来たことがある。
あれから20年、何度も何度も牧場の前を通るが、なかなか馬に乗る機会がなかった。今年も一旦は通り過ぎるが、何を思ったか妻がエルパティオ牧場に行ってみようと言い出す。それに呼応するように長女が馬に乗りたいと言い出し、三女も同調する始末である。
急遽Uターンをして牧場に向う。
牧場主と話をすると23年前に牧場を開いたとのこと。そうかあの時は牧場を開いて3年目だったのだ。そして市内でおもしろい牧場が阿蘇に出来たと聞いて馬に乗りに来たのだった。20年前にも来たことがあると話すと、60歳を過ぎた牧場主はお互いに若かったですねと笑った。
牧場では10時頃ということで、ほとんど待たずに馬に乗ることができた。
ここは牧場とは言っても、北海道のような大草原をイメージしてはいけない。草原には違いがないが山の上にあり、登り下りが多く変化にとんだ牧場である。
詳しい説明もなく、初めての三女もいきなり乗馬するが、とにかく馬がなれている。指導員が「馬が草を食べてサボったら腹をかかとで強く蹴ってください」というだけで、先頭に立って進んでいく。
私と三女は20分のコースで、妻と長女は30分のアドベンチャーコースへ行く。坂道を登りそして下り、早足で平坦なところを進む。草を食べてサボりそうになる馬の腹を蹴って手綱を引っ張って首を戻す。平らなところを指導員に手綱を引っ張ってもらって歩く都会の乗馬とはワイルドさが違う。
阿蘇の風は車では感じることができない。馬上で受ける風の何と心地よいことか。
あっという間に乗馬が終わり、車にもどる。
さあ、寄り道をしてしまったので病院へ急ごう。
14時ごろに病院へ着き今年のお別れをしたが、最後はいつもの言葉になる。
「来年もまたこりゃなんたい」今年もこの言葉を聞いて東京へもどる。
熊本インターへ向う途中、帰り道1300キロ、気をつけて行きなさいというようにパトカーをもじった市電とすれ違う。
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この記事へのコメント
1. Posted by cartier replica December 31, 2014 12:57
ターへ向う途中、帰り道1300キロ、気をつけて行きなさ
2. Posted by breitling replica January 23, 2015 17:23
「来年もまたこりゃなんたい」今年もこの言葉を聞いて東京へもどる。