September 15, 2005

熊本帰省2005 熊ばあちゃん

5e12f4a8.JPG熊本へ着いた翌日、熊ばあちゃんを迎えに入院している病院へ行く。
長女や次女が小さいころ、熊本にいるおばあちゃんということで熊ばあちゃんと呼ぶようになった。義父は当然熊じいちゃんである。
熊ばあちゃんは末っ子である私の妻を出産したあと脳溢血で倒れ、以後不自由な体で過している。
熊じいちゃんが存命中は自宅で生活していたが、熊じいちゃんが亡くなった後入院するようになった。

年に1回、熊ばあちゃんは私たちと旅行をするのを楽しみにしている。そう、もう25年も毎年旅行をしている。由布院、日奈久、天草、黒川温泉、阿蘇、地獄温泉、内牧、水俣、杖立温泉、唐津など数え切れないほど九州を廻った。
15年位前、私たちが熊本から帰るとき、初めて飛行機にも乗り、死ぬ気で熊じいちゃんと一緒に東京へも旅行したことが1度だけある。しかし、熊ばあちゃんは体が不自由なので、東京へ来たのはそれ1回だけである。
そこで、毎年お盆の時期に家族全員で熊本へ帰り、熊ばあちゃんと小旅行をするのが楽しみになっている。
今年は、一宮にある「阿蘇いこいの村」へ行くことにした。阿蘇は熊ばあちゃんの故郷であり、阿蘇へ来ると元気になる。

次女は明日から仕事のため、飛行機で東京へもどることになっていたので、阿蘇へ行く途中に熊本空港へ送っていった。

三女に車椅子を押してもらい、熊ばあちゃんも空港で次女を送る。次女に手を振って「また来年こらにゃんたい。」という。
私たちはこの言葉を25年間聞いている。長女も次女も20年以上「また来年こらにゃんたい」という魔法の言葉につられてお盆には熊本に帰ってくる。

炎天下の中、次女を見送り今年の小旅行の目的地「阿蘇いこいの村」へ急ぐ。


cpiblog00620 at 20:06│Comments(0)TrackBack(0)clip!熊本 

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