September 03, 2005

熊本帰省2005 しまなみ海道

d3ce9fc3.JPG関門海峡を渡って九州に入る前に四国から先ず本州に渡らなければならない。
今治から尾道までしまなみ海道を通って行く。しまなみ海道とは平成11年5月に開通した西瀬戸自動車道の愛称である。四国へは瀬戸大橋を利用して入り、本州にもどるのにしまなみ海道を利用した。それぞれ初めての経験である。

熊本では毎年天草五橋を通って1泊の海水浴に出かけているが、しまなみ海道には10本の橋が架けられていて、天草にも負けず劣らずの景色である。
今治から大島に渡る来島海峡大橋、大島から見近島の大島大橋、見近島から伯方島へは伯方橋、伯方島から大三島へは大三島橋、大三島から多々羅大橋を通って生口島へ、そこから因島へは生口橋、因島から向島へは因島大橋、そして最後に向島から尾道へは尾道大橋・新尾道大橋を通って行く。全長約60キロメートル料金は普通車で5,250円である。
距離からすると大変に高い料金であるが、これだけの橋を建設し、今治から尾道まで1時間程度で渡れることを考えると安いのかもしれない。因みに天草五橋は無料である。

それぞれの橋には特徴があり、美しさを競っている。
来島海峡大橋は世界初の三連吊橋で自然景観を生かして造られていて独特のリズムとハーモニーがある。第一大橋、第二大橋、第三大橋の橋長は960m、1,515m、1,570mである。
大島大橋は840m、伯方橋は325mで点在している付近の小さな島を眺めるとまるで箱庭の海のようである。
328mの大三島橋は、アイボリーホワイトのアーチ橋で海の青さや木々の緑と調和がとれ、一幅の絵のような美しさである。
多々羅大橋は、姉妹橋のフランスのノルマンディー橋を超えて世界一の斜張橋となっている。広島県と愛媛県を結ぶ1,480mの優雅な夢の架け橋にふさわしい。
生口橋も多々羅大橋同様、ケーブルを張って造られる790mの斜張橋で世界第9位の規模を持つ。
因島大橋は上下二段構造になっていて上部は自動車専用、下部は自転車歩行者道が走っている。1,270mの端正な美しい橋である。
尾道大橋(385m)と新尾道大橋(546m)は、平行して架けられていて、尾道大橋は通勤・通学、買い物などに利用される生活橋として利用され、新尾道大橋は自動車専用道路として活躍している。尾道水道のライトアップに合わせて夕暮れから新尾道大橋もライトアップされる。

美しいしまなみ海道を通り山陽自動車道にもどって関門海峡を目指す。


cpiblog00620 at 15:46│Comments(0)TrackBack(0)clip!熊本 

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