March 09, 2005

京都----町屋でイタリアン

edd979f8.JPG観智院を出ると、そろそろ腹が減ってきました。

昼食は京都でイタリアン。ということで、出発前から予約を入れていました。
これは京都のM先輩お勧めの東山区清本町にある「スコルピオーネ祇園」(写真)という店です。
ここは町屋を改造し、イタリアレストランにした店で、最近京都ではこのように町屋を改造し、外観はそのままに中を中華料理店やフランス料理店などにするところが多くなったといいます。

「スコルピオーネ祇園」も町屋そのままの造りで外観からは全く何の店だか分かりません。木戸をくぐって細長い庭を通って玄関の戸を開けると、そこは町屋の玄関を改造した受付があり、中も町屋の趣を最大限生かした純和風になっています。17名という大人数のため中庭の見える和室と椅子席の部屋に分かれました。
自称「喜び組み」の4人の女性とM先輩、そして一番年下のT君が椅子席で、残りの男性11人は和室で食事をしました。

コースのイタリア料理は非常に上品な見栄えと味でしたが、男性には量が少しもの足りないようにも感じました。しかし、女性たちは大変に満足し、京都に似合う素敵な店だと喜んでいました。そうかここは女性の心を捕まえているのか。
そういえば、殆どのお客さんが若い女性だったというのも頷けます。
大きな和室に男性ばかりというのは、少し場違いだったかもしれません。
京都は情緒があるなー。女性が似合う町だなー。町屋でイタリアン、町屋で中華。
これも京都の「心」なんだと勝手に納得しました。

「スコルピオーネ祇園」を出て、腹ごなしに歩くことにしました。(最初は少しのつもりでした)
京都は歩くにはもってこいの街です。全く飽きることの無い風情のある街です。
知恩院、京都武徳殿、平安神宮、南禅寺、金地院と歩いて廻りました。
それもM先輩の先導で、わき道を好んでとおり観光客の通らない静かで京都の古い町並みが残っている通りを歩いていきました。

それにしても疲れました。

多くの石段を登り、細い道を抜け、カメラを片手にきょろきょろと17人が一団となって歩いている姿は異様であったと思います。
そして、ついに「ウェスティン都ホテル」まで歩いて来てしまいました。
予定では、ホテルで1時間30分くらいゆっくりして、英気を養い、いよいよ出陣という段取りでしたが、なんと出陣まで30分も無いということになってしまいました。
これでは身を清める時間も…… バタバタと準備をして集合のロビーへ。


今日は良く歩いたなー。こんなにぶらぶらと歩いたのは何年ぶりだろう。
いつも心に余裕が無く、早足で先を急ぐように歩いていたが、こんなに何時間もゆっくり景色を眺めながら歩き廻ったのは本当に久しぶりです。
旅行へ行っても車や電車にすぐに乗り、何時間も歩くことが無かった。
京都はよく歩かせてくれる不思議な街だとつくづく思います。

次回は出陣の話の前に、「京都-----M先輩との絆」と題してこの遠征の立役者M先輩(写真中央)について少し語りたいと思います。


cpiblog00620 at 18:30│Comments(1)TrackBack(0)clip!京都 

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この記事へのコメント

1. Posted by targeted traffic   September 17, 2014 16:05
んなにぶらぶらと歩いたのは何年ぶりだろう。
いつも心に余裕が無く、早足で先を急ぐように歩いていたが、こんなに何時間もゆっくり景色を眺めながら歩き廻ったのは本当に久しぶりです。

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