July 19, 2009

「子守唄」について考える

子守唄を聞かなくなって久しい。
小さな子供のいる家庭では子守唄は生活の一部であった。昼寝をさせるとき、夜寝かしつけるとき、必ずといっていいほど子守唄は必須アイテムであった。そして、お母さんたちは自分の得意な子守唄を1つや2つは持っていた。
私の両親、祖父母は島根県出身のため、中国地方の子守唄が多かった。
1.ねんねこ しゃっしゃりませ
寝た子の かわいさ
起きて 泣く子の
ねんころろ つらにくさ
ねんころろん ねんころろん

2.ねんねこ しゃっしゃりませ
きょうは 二十五日さ
あすは この子の
ねんころろ 宮詣り
ねんころろん ねんころろん

3.宮へ 詣った時
なんと言うて 拝むさ
一生 この子の
ねんころろん まめなように
ねんころろん ねんころろん

今はもうほとんど聴くことのない子守唄である。
また、妻は熊本出身のため、子供たちには熊本県南部の「五木の子守唄」などをよく聞かせていた。

(一)           (四)
 おどま盆ぎり盆ぎり     蝉じゃござんせん
 盆から先ゃおらんと     妹でござる
 盆が早よ来りゃ 早よ戻る  妹泣くなよ 気にかかる
 (二)           (五)
 おどまかんじんかんじん   おどが打っ死んだら
 あん人たちゃ良か衆     道端(みちばちゃ)いけろ
 良か衆良か帯 良か着物   通る人ごち 花あぎゅう
 (三)           (六)
 おどが打っ死んだちゅうて  花は何の花
 誰が泣てくりゅきゃ     つんつん椿
 裏の松山 蝉が鳴く     水は天から 貰い水

子守唄はどれも哀愁のある暗いものが多い。1つ1つの子守唄にはいろいろな解釈があり一定ではないが、やはり貧しい庶民の中から生まれた民謡や童謡などと同じ大衆歌の一つである。

そんな子守唄を久しぶりに聞いた。それもカナダを天皇陛下とご訪問中の皇后さまからである。テレビから流れる皇后さまの子守唄にびっくりしてしまった。そして世界一素晴らしい子守唄を聞いたように感じた。
両陛下は、病気と闘う子供たちが入院している小児病院をご訪問し、子供たちに「私が子育て中に良く歌った歌がありますので、披露します」と英語で説明した上で、子守唄「ゆりかごのうた」を聞かせて子供たちを励まし、今夜はゆっくりお休み下さいと話しかけられた。

1、ゆりかごのうたを カナリヤが歌うよ
ねんねこ ねんねこ ねんねこよ

2、ゆりかごの上に 枇杷(びわ)の実が揺れるよ(ゆれるよ)
ねんねこ ねんねこ ねんねこよ

3、ゆりかごの綱(つな)を 木ねずみが揺するよ
ねんねこ ねんねこ ねんねこよ

4、ゆりかごの夢に 黄色い月がかかるよ
ねんねこ ねんねこ ねんねこよ

皇后さまの優しい歌声を聴いて改めて日本の子守唄の素晴らしさを実感した。
どうぞ若いお母さんたち子守唄を子供たちにたくさん聞かせてあげてください。


cpiblog00620 at 15:01│Comments(1)TrackBack(0)clip!雑感 

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この記事へのコメント

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