June 30, 2009

「食品」について考える

コンビニの覇者セブンイレブンが公正取引委員会から、独禁法違反(優越的地位の乱用)に当たるとし、違反行為の排除措置命令を出された。
セブン側は消費期限が迫ったおにぎりや弁当などを加盟店が値引きする「見切り販売」を制限し、しかも、期限切れで廃棄した商品の原価相当額全額が加盟店の負担になっていた。
この排除措置命令は値引き販売で加盟店が損失を少なくする機会を奪う行為であるという判断によるものだ。

そういえば私の次女がしばらくコンビニでアルバイトをしていたことがある。夜の10時頃に帰るのだが、いつも袋いっぱいの食品を持ち帰っていた。
聞いてみると、消費期限の迫った破棄する商品を貰ってきたと言うのだ。まだまだ充分食べられる。これを捨てるのかとあきれたことを思い出した。

 セブンの加盟店の負担はどれほどなのか。公取委が無作為に選んだ約1100店について集計したところ、2007年3月から08年2月の1年間で廃棄した商品の原価相当額は平均約530万円だったという。
セブンは全国に約12,000店舗ある。単純に計算して1年間で636億円分の食品が破棄されている計算になる。

コンビニはその他にも、概算でローソン約9,500店舗、ファミマ7,400店舗、サークルK6,100店舗、ミニスト2,000店舗、デイリーヤマザキ1,600店舗、am/pm1,100店舗、その他5,300店舗もあるのだ。全部で約45,000店舗にもなる。そのコンビニで毎日、毎日食品が捨てられる。セブンも含め平均で年間300万円としても45,000店舗で1,350億円もの食品が破棄されている。
1日3億7千万円近くもの食品だ。こんな無駄があるか。利益を上げれば何をしてもいいと言うのか? 日本の食糧自給率は40%程度でしかない。ほとんどを輸入に頼っている。金を出して輸入をし、大量のCO2を排出して運んでくる。そして膨大な量の食品を破棄する。こんな国がどこにある。

私は幼い頃から食べ物にはうるさく躾けられたせいか、食品を捨てるという行為がどうも納得できない。
今はほとんど毎日弁当を作って持ってきているため、コンビニで買うことは稀であるが、こんなに食品を無駄にする業界に金を落としたくないと改めて思った。

エコだ、環境だなどと声高に言っているが足元をもっと見つめなおしたほうがいい。
これは企業だけではない。私たち個人ももっと食品エコを考えるべきだ。週に1度でも弁当の日をつくって持って来たらどうか。
それだけでも年間数百億円の食品が捨てられなくて済む。

消費者ニーズの名の下にコンビニをはじめ小売業界は便利さを競い合ってきた。いや消費者ニーズが先にあったのではない。企業が消費者ニーズを先に用意したのだ。それに乗ってしまった消費者が麻薬のように便利さを追求し始めた。
私たちはそろそろ正気に戻るべきだ。自国の食料自給率に目を向けるべきだ。
企業も品切れを売り物にするくらいの勇気を持てないものか。


cpiblog00620 at 19:03│Comments(1)TrackBack(0)clip!雑感 

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この記事へのコメント

1. Posted by chanel replica sale   August 13, 2015 15:20
それだけでも年間数百億円の食品が捨てられなくて済む。Expect these kind of smaller guidelines may help, so you Chanel can be firm along for a longer period!

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