December 08, 2007

熊本帰省2007.阿蘇山頂

高千穂峡を後にして熊本に向かう。この道は何度も何度も通った道だ。そして大変好きな道である。なぜ好きかと聞かれても明確な答えはないが、懐かしいからとだけしか言えない。もう1つ好きな道がある。天草五橋を渡る道である。これもなぜだか分からないが懐かしいのである。
白川水源
白川水源2
熊本市内に入る前に白川水源と阿蘇山頂へ寄り道をしていくことにした。白川水源の近くには女房のいとこがいて、阿蘇に来るたび寄らせていただいた。名物の田楽もよく御馳走になった。しかし、今回は時間もないため水源を見るだけにして山頂に向かうことにした。
白川水源を見たくなったのは、30年前の周辺に何もない素朴な水源とは全く違う様相を呈していたからである。何度も前を通ったが、けばけばしい水源の入り口にどうしても入る気が起きずに避けていた。だが、今回は怖いもの見たさで水源を見学することにしたのだ。三女はまだ白川水源を見たことが無いからでもある。
すっかり変わった水源はブームに乗って土産物屋や飲食店が店を連ね、昔の風情は見る影もない。
昔の水源はさびしい水源であったが、何か威厳があった。ここの水を飲むと健康になるという言い伝えが本当であると心から思える水源であったのだ。しかし、今は単なる観光スポットに成り下がってしまった感がある。
地元にとってはお金の落ちる良い観光地に成ったのだが、なんだか納得できないのはわがままだろうか?
やはり寄らない方が良かったと思いながら水源を後にする。
阿蘇山頂
草千里
ここから阿蘇山頂付近まで一気に車を飛ばす。車でも山頂へ上がれるが、初めて登る三女のために最後はロープウェイで山頂へいく。
阿蘇山頂は30年前と全く変わっていない。エメラルドグリーンの火口からは煙が立ち上り、引き込まれそうな錯覚を起す。亡くなった祖母や父を案内してここで写真を撮ったことがついこの間のように思えるほど阿蘇は昔のままだ。
天気がよく相変わらず人は多いが、景色は全く変わっていない。火口を覗き込む柵が新しくなったことと、駐車場に止めてある多くの車のデザインが変わった程度である。
10数年ぶりの山頂をしばらく歩く。そして、阿蘇の雄大さにあらためて満足して下山した。
これから熊本市内に入り、再び義母を見舞う。


cpiblog00620 at 15:05│Comments(1)TrackBack(0)clip!熊本 

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この記事へのコメント

1. Posted by tag heuer Replica sale   April 02, 2015 16:43
そして、阿蘇の雄大さにあらためて満足して下山した。

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