June 27, 2007

剣道日誌26

6月16日、17日に行なわれた品川区剣道連盟鴨川遠征に参加してきた。
総勢40名、アクアラインを通って鴨川へ。
途中鋸南町保田漁協直営の「ばんや」で昼食をとったが、ここの料理は全てにおいて大盛りで驚いた。11時過ぎの食事であったので、まだ腹が減ってはいなかったので、軽くというつもりで580円の切り落とし丼にしたのだが、これが刺身の切り落としが山のように酢飯に積んである。刺身だけで腹が一杯になってしまう。周りを見てみるとかき揚げ丼をたのんだ人は「う…」と唸っている。どんぶりからかき揚げが盛り上がっているのだ。握り寿司をたのんだ人も890円でその多さにびっくりしている。切り落とし丼
よそのテーブルを見渡すと3人前はありそうなあら煮を家族でつついている。よく見るとテ−ブルには当店の料理は多いので、お持ち帰りの容器を用意していると書いてあるではないか。
いやはや漁協直営の事だけはある。大満足でバスに乗り込む。
ここから鴨川まで約45分。12時45分には今日の宿である小湊温泉豊明殿に到着する。
14時からの稽古のため、稽古着に着替えてバスに乗り込み近くの体育館へ向かう。
梅雨というのに夏のような天気である。準備体操で汗が吹き出てくる。鴨川の剣連の方たちも集まり合同稽古が始まる。

芳根先生今回の遠征の最高齢は何と90歳の芳根範士である。もちろん見学だけでなく防具をつけて稽古をする。私も急いで芳根範士に稽古をお願いしに向かう。先生はとても90歳とは思えない身のこなしで若い剣士と剣を交えている。私も稽古をお願いしたが、面を打っても突きでかえされ、また、出小手を打たれて掛稽古で終わる。
この暑い中で先生は30分以上稽古をされていた。とにかくタフである。私たちは90歳で果たして剣道ができるか? いや生きているかだ。若々しい先生に稽古をいただいて元気になった。

その後、川瀬八段を筆頭に6人の先生方に稽古をいただきへとへとになって宿に戻る。風呂を浴びて宴会に入り、酒を飲むと疲れがどっと出て早々に部屋に戻り熟睡する。
集合写真鴨川
明朝、朝食の前に1時間の稽古を行い、風呂を浴びてから食事であったが、私は中学時代からの友人であるI君が宿に迎えに来てくれたのでシャワーを浴びて皆と別れ、彼の自宅で奥さん手作りの食事を御馳走になる。
目の前に海の広がるリゾートマンションの8階から沖を眺めて飲むビールは一際美味しかった。彼は一滴も酒を飲まないが、ビールを冷やして待っていてくれた。持つべきものは友だと改めて思った。


cpiblog00620 at 21:30│Comments(0)TrackBack(0)clip!剣道 

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