May 03, 2007

南の島パラオ5

3椰子の木日目、本来は今日で研修が終わる予定である。とにかく遅れを取り戻そうと朝6時40分には梅干と納豆と味噌汁の3点セットで朝食をとり8時には現場へ出かける。前日の工事のチェックを行ない修正しなければならない箇所の指示を出して作業を見守る。
しかし、進捗状況は思わしくない。このペースでは今日研修が終了することは至難の業である。
昼食をとりながらついに予備日を工事に使うことを決定する。これで目の前の海は遠くへ霞んでしまった。まあしょうがない。気持ちを立て直して仕事に戻ろうとすると、T氏がPPRの敷地を案内してくれるという。そういえばここへ着いて以来部屋とレストランと工事現場の往復であった。
PPRの敷地は広い。旧日本軍の基地であった名残がところどころに残っている。巨大施設の裏側も案内していただき、運営の大変さを実感する。素晴らしいスイートルームを見せていただき、自然遊歩道を通って小高い山に登っていくと野生のニワトリが飛び出してきた。飼われているニワトリとは違い結構飛び上がって道を横断していく。また、椰子の実を採っていた従業員に出合い、実を割ってもらい100%の椰子の実ジュースをいただいた。大変さっぱりしていて美味しい。最後はマンダラスパのロビーで美味しいバリの冷茶をご馳走になり、一休みさせていただく。椰子の実椰子の実ジュース

15時過ぎに現場へ戻り進行管理を行うが、最終日も仕事だと割り切り今日は早めに仕事を切上げる。ちょうど浜辺でホテル主催の立食パーティーがあるというので急いでシャワーを浴びて出かけると、地元の少年たちが踊りを披露していた。
19時半近くまで浜辺で夕日を眺めながら酒を飲み、その後街へ出てみようということになる。私たち4名とPPRのT氏、S氏とタイ人の奥さん、M嬢、それに横浜から来たという女性2名も便乗して来ることになった。総勢10名で料理の美味しいという「ドラゴン亭」という沖縄出身の日本人が経営する沖縄料理居酒屋(http://cruisecontrol.jp/infogift.htm)へ繰り出す。
少年の踊りパラオ少年

ここのフルーツバットのスープは美味しいよと言われ、初めての私たちはそれをいただきましょうと言ったのだが、・・・。
結局スープを飲み、具を食べたのは私とS氏だけであった。あとは試しに一口というだけで箸が進まない。それもそのはずフルーツバットのスープとはこうもりスープのことであった。それも丸ごとグロテスクなこうもりが入っている。それを店員が小分けしてくれるのだが私も一瞬箸が止まった。しかし勇気を出してスープを飲んでみると濃厚な味でこくがある。フルーツバットというだけあってこちらのこうもりはフルーツを食べている。こうもりスープ
こうもりの身も淡白で美味しい。形はグロテスクであるが、味は良かった。
そのほかヤシガニ、から揚げマングローブ貝、沖縄料理も大変美味しいので是非パラオに来たら寄ってみる価値があります。

ご一緒したPPRのM嬢は美人で独身であるため、地元の男性からよく声をかけられるという。元航空会社勤務で英語は堪能。容姿も端麗で育ちも良いとなれば当然である。しかし、パラオの自然に魅せられ、この地を選んだ彼女はパラオで暮らしてくれる日本人を探しているらしい。
そこで、このたびご本人の了解を得て特別に私のブログで我こそはという日本人を募集することになりました。
是非PPRへ行った時にはゲストサービスのMさんに「三浦尚城的こころ」を見ましたと声をかけて下さい。
紳士的な態度で接すれば必ず名前を教えていただけるはずです。
日本の若い男性諸君パラオには才色兼備の素敵な人がいるぞ。今年の夏休みにはPPRへ行ってみろ。

村谷明子

cpiblog00620 at 12:58│Comments(0)TrackBack(0)clip!パラオ 

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