March 17, 2007

「何とか還元水」について考える

最近政界で話題になっている「何とか還元水」について考えてみた。

事の発端は「何とか大臣」が官舎で水道光熱費が無料のところにもかかわらず、年間507万円もの水道光熱費を計上していたということが発覚したことから始まった。
無料のはずの水道光熱費が何で500万円以上も計上されるのだ。何か他の事に流用したのであろうと追及され、苦し紛れか本当か?「何とか還元水」をつけているので、その費用だと言ったから大騒動になった。
官舎を調べて機器が付けられる、付けられないなど議論が出て、ついに1本500mlで5,250円の有機ゲルマニウム水を飲んでいたための費用なのだといいだす人も現れた。

いやはやマンガを見ているようだとついついニタニタしてしまった。この件に限らず昨今の不祥事を見ていると政治家はよほど神経が図太いのだろう。または厚顔無恥なのだろうと思ってしまう。
最初「何とか還元水」と言った時には、これは商品名を出すと影響が出たり、宣伝になったりするので、伏せているのだろうと真剣に考えたが、全くそうではないらしい。
もし、年間507円もする還元水だとしたら、よほどあくどい業者に騙されたとしか思えない。どんなに高くても月に10万円はしないからである。それを1年間もおとなしく払っていたとしたら、よほど「間抜けな大臣」である。
また、「何とか還元水」を付けたとしてもそれは設備費であり、水道光熱費ではない。これも誠に「とんまな大臣」である。

また、「何とか還元水」が嘘であれば今度は「大嘘つきな大臣」ということになる。
また、1本5,250円という有機ゲルマニウム水を毎日4本も飲んでいたとしたら、経済観念のない「税金泥棒大臣」と言うことになる。
そして、嘘をついて他に流用したとしたら、「詐欺大臣」になる。いずれにしても良いことはない。われわれの血税を507万円も文字通り水の泡としてしまったとしたら、これは万死に値する。

さあ、何大臣になるかは本人が決めることだが、早く「何とか前大臣」となることを望むのは私だけではないだろう。


cpiblog00620 at 13:27│Comments(0)TrackBack(0)clip!雑感 

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