November 21, 2006

剣道日誌18

10月最後の土曜日、芝学園で小篠杯剣道大会が開催される。
大会といっても芝学園の卒業生と学生の懇親試合である。昭和56年に顧問の小篠守正先生を称えてOBで大会を開いたのが始まりである。今年が平成18年ということは26年に亘って続いている大会である。
小篠先生は、昭和61年に校長に就任し、平成5年に退職されたが、その後も小篠杯は継続し毎年先生をおよびしている。84歳になられた今年も元気なお姿を見せていただいた。

試合の前に久しぶりに高校生、中学生と稽古をする。高校生は動きが早いが打ちが軽い。合わせずにじっくり構えて返す。また、下がったところを乗るように心がける。
面を意識して打つ。間合いに入って正面から面を打つ稽古を繰り返す。
小篠杯

30分稽古をして試合に入ったが、4月に傷めた左足ふくろはぎが完治していないため、今年は審判に徹する。若手OBチームが優勝し、それぞれ恒例の優勝の賞品新米5キロを手にした。

試合の後は、懇親会である。浜松町にある後輩の店へ繰り出す。
防具を持って増上寺の境内を通ると夕日が空を染めている。振り返ると東京タワーがいつものように聳えている。東京タワー


昭和39年芝学園に入学し、毎日稽古の後この道を通り帰宅したことを思い出す。ここの景色だけは40年以上経った今も変わらない。

景色同様、来年も元気な先生の姿を見せていただきたいと思いながら店へ急ぐ。


*3年前に作らせていただいた小篠先生の著書「方円の器」は是非教育に携わる人には読んで いただきたい。
 http://www.shinryokusha.co.jp/smc/index_pub.html


cpiblog00620 at 20:12│Comments(1)TrackBack(0)clip!剣道 

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この記事へのコメント

1. Posted by rolex replica uk   March 17, 2015 14:26
生と稽古をする。高校生帰宅したこと動きが早いがは古の後この道を通り打ちが軽い。合わせずにじっくり構えて

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