August 28, 2006

アメリカへ5

パインシェードショー2日目も8時45分頃にジャビットセンターへ入り準備する。少し遅れてOさんが赤飯のおにぎりをたくさん持って登場する。赤飯のおにぎりなんて何年ぶりだろう。何といってもおにぎりは力がつく。ありがたいことである。
今日も精力的にブースを見て回る。不思議と時差ぼけはないのだが、頭の上を英語が飛び交うと何か疲れが増すようだ。
何度か当社のブースに戻り来場者の感想を聞きながら、再び興味のあるブースを見て回る。私は明日から1泊2日でシアトルへ行くため今日でブースを見て回るのが最後である。そのため気になるところへ何度か足を運ぶ。
昼食はチーズやバーガーのにおいが立ち込める1階の休憩所で、1人堂々(?)と赤飯のおにぎりと麦茶を頬張る。恥ずかしいと言うより何か優越感に浸れるなー「どうだ」と言
う感じである。
ブースA
午後3時に会場の休憩コーナーでミーティングを行う。どうも当社の方向性が少し違うようだ。コテコテの和風も受け入れられている。中途半端であったかもしれないなど反省点が見えてくる。今回はリサーチが主眼であるので、どんどん意見を出してもらった方がいい。それも批判的な意見ほど改良に結びつく。Oさんも我々がいろいろと努力してきたというのを知っているため、ズバズバとはいいにくいのだろうが、逆に本音を言ってもらわないとここまで来た甲斐がなくなってしまう。まああと2日厳しく指摘してもらおう。

午後6時頃に会場を後にして4人で食事に行く。今日はというか今日もというか和食を探す。そうだ2年前に行った寿司屋がいい。あそこは純日本的な本格寿司屋だ。たしか「初花」という店だ。そうと決まれば一直線にタクシーを飛ばす。
店に入るとすぐに「いらっしゃいませ」という威勢のいい声が聞こえる。これでなくちゃいけない。と訳のわからない独り言を言いながら注文する。さすがに日本人の料理だ。繊細である。そんな時ふとアメリカ時間で今日は5月22日だということに気がついた。私の誕生日ではないか。つい店の人にも55歳の誕生日だというと「少しお待ち下さい」と言って豪華なフルーツの盛り合わせをサービスしてくれた。また、店の人や居合わせたひとたちも揃ってハッピーバースデーを合唱してくれたではないか。アメリカで誕生日を迎えるなど夢にも思っていなかったので、いい記念になった。

いろいろな人からアメリカまで行って和食ではつまらないでしょう、などと言われるが遊びで行くならともかく仕事で行くとなれば、体調を万全にしておくのが当然であり、そのためには食事に注意するのが一番であると思っている。
ビジネスの勝負に、はるばるアメリカまで来ているのだから体調を崩したでは話にならない。特に苦手な料理であれば尚更だ。
まあ、そうは言っても最後の日はステーキをやっつけてやるから見ていろ。

そういえば今日は赤飯のおにぎりだったな。そうかOさんお心遣いありがとうございました。自分でもさきほどまで誕生日を失念していました。


cpiblog00620 at 13:52│Comments(0)TrackBack(0)clip!アメリカ合衆国 

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