June 09, 2006

アメリカへ2

前2回はJFケネディ空港からマンハッタンへ向かったが、今回初めてニューアーク空港に降りた。アメリカの入国手続はとにかく時間がかかる。日本と違いてきぱきしていない。なぜこんなに非効率なのか不思議なくらいである。車椅子の乗客も優先されるわけでもなく一緒に列に並んで順番を待っている。毎回思うのだが、あまりにも待たせすぎる。スペースは十分にあるのだが、人がいない。混んでいても突然窓口を閉めてどこかへ行ってしまう。入国審査を厳しくするのと、きびきび効率よく行なうのとは相反しない筈だが・・・。
まあアメリカだからしょうがないかと最近ではあきらめてしまう。
アメリカ食事1

夕方Madison Square Gardenの目の前にあるHOTEL PENNSYLVANIAに着いて荷物を降ろす。少し休んで食事をとりに外へ出る。ニューヨーク最初の夜だからアメリカンで行こうとの話に乗せられコテコテの店に3人で入った。これが失敗であった。私のその後の食事を大きく左右してしまった。3人が注文したのは、ポークリブ、サラダ、サンドウィチであるがこの量が凄まじい。付け合せのポテトだけで十分である。これが一人前かと驚く量である。多少は予想をしていたが、サンドウィチについてきたポテトフライの量には圧倒された。
聞くと前回もここで食事をしたという2人はこれらの量をいとも簡単に平らげて、それでもまだ足りないらしく追加注文していたと言う夫婦の驚くべき話をしてくれた。
しかし、ここアメリカではそれは特殊なことではないようだ。そのせいか日本では考えられないくらいの肥満がそこにもここにも溢れている。大丈夫かアメリカ人、こんな食事をしていたら大変なことになるぞ。
3人で頑張って食べたが、ポテトフライは3分の1も食べきれない。ポークリブを何とか平らげただけで、後は完食出来なかった。
目の前の食事に圧倒され、落ち着いてビールも味わえなかった。
アメリカ食事2

こんな脂っこい食事はもう嫌だ。やはり和食が一番だと言うことで、次の日から和食、和食、昼には現地のO夫人におにぎりまで作って来てもらい、昼食はおにぎりと麦茶で力をつけるという具合だ。8日間の滞在中夕食にアメリカンを食べたのは最初と最後の日だけである。最初は敬意を表して、そして最後はやけくそであった。

初日からアメリカ食の洗礼を受け。毎度のことであるが、もう2度とアメリカには来ないぞと誓った。


cpiblog00620 at 21:53│Comments(4)TrackBack(0)clip!アメリカ合衆国 

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この記事へのコメント

1. Posted by 晩成   June 10, 2006 09:03
いやーご苦労様でした。(シアトルへの初めてのお使いも無事果たされた由、祝着至極に存じ上げます)
 さて、北米における食べ物の量のこと、一言でコメントさせていただくとこれは「文化の違い」これだけです。 いい悪いの問題ではなく「郷に入っては郷に従え」それだけのこと。それを避けるためには、二人で一人前注文するか、高くとも日本食へ行くか、「知恵と努力またはSome Money」が必要です。 現地の人と同じ食事をしようというのは「イヌイットが生肉を食しているのに付き合うこと」と同義語と覚悟しておく必要があります。彼らにとっては文化と伝統に根ざしたごく当たり前で日常的なことなのですから・・・
あとは私のブログ投稿http://blog.livedoor.jp/yymy1126/archives/50589937.htmlでどうぞ(小生ブログに続く)
2. Posted by 三浦尚城   June 10, 2006 13:04
晩成さんいろいろと実体験に基づく御教授ありがとうございます。
体を壊さないようアメリカでの食事には十分気をつけて望むことにします。
欧米の習慣についてはまた、ご指導下さい。
3. Posted by 関根   June 15, 2006 23:34
アメリカの体験はいかがですか?私も8月に再度オレゴンのポートランドに行くつもりです。シアトルのy君ともまた稽古をしたいと思っています。現地の剣友からもいつ来るのかと、問い合わせが来ています。稽古は仕事が忙しくなかなかですが、・・
4. Posted by 三浦尚城   June 16, 2006 14:41
報告が遅れて申しわけありません。
Y君とお会いしていろいろな話をさせてもらいました。
酒も絶ち剣道1本で頑張っているようです。
S君の七段は本物だと盛んに誉めていました。是非私もご指導お願いします。

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