January 28, 2006

佐渡ヶ島へ3

トキ保護センター

曇り空で、時々小雪がちらつく佐渡の道をまず佐渡トキ保護センターへ向う。あたりは雪一面で長靴でないと歩けない。もちろんこんなことを予想してスノーブーツで来たので安心だが・・・。学名Nipponia Nipponの日本産トキは平成7年4月に最後の「ミドリ」が死亡して絶滅したが、現在は中国から贈られたトキが繁殖を繰り返している。現在80羽(成鳥58羽、ヒナ22羽)が飼育されている。
日本産のトキも、中国産のトキも変わりがないというが、やはり外国産のトキではさびしいなー。まあ、3代日本で生まれればそれは日本産と言ってもいいかもしれないけれど・・・。

バスは西三川ゴールドパークへ行き砂金採りの体験をさせてくれた。砂利を皿に取り揺すりながら砂利を洗い流すと、比重の重い砂金が最後に皿底に残るという寸法である。採れたものはもって帰っていいというので、夢中になって砂金採りに挑戦する。でもこれは重労働だ。すぐに腰が痛くなる。砂金採りの人は大変な苦労をして砂金を採っていたのだと改めて思い知らされる。
佐渡歴史伝説館


次に佐渡歴史伝説館で佐渡ヶ島の歴史や伝説をロボットの人形に説明してもらう。億単位の資金をかけて作ったと言う施設であるが、人が見に来るのだろうか?今日も我々だけであった。確かに季節はずれであるがどうも疑問だなー。余計なことだがこんなにお金をかけて大丈夫なのだろうか?

最後に真野アルコール共和国へと向う。
真野町には三つの酒造がある。「真野鶴」の尾畑酒造、「菊波」の菊波酒造、「真稜」の逸見酒造である。我々は尾畑酒造を見学させてもらう。
見学とは言っても、試飲をどうぞ、どうぞと勧められとついつい「それでは1本」というように買ってしまう。また、これは何々の金賞を取った酒で限定品です何て言われようものなら「そうですか、それも1本」となって荷物は酒だらけとなってしまった。
いやいや真野町と言えば曽我ひとみさんではないか?佐渡に来るきっかけを忘れて、試飲ばかりしていては申し訳ない。この町で彼女は母親と一緒に北朝鮮へ拉致されてしまったのだ。
そういえば、去年は蓮池さん夫婦が拉致された新潟の柏崎の海岸へ行って、海岸から海の向こうの北朝鮮を睨んだことがある。
その時もこんなに素朴で平和な町で何で拉致などされたのかと思ったが、大雪に埋もれた真野町も静かな落ち着いた町であった。
つらら


ふと、曽我ひとみさんにもらったはがきの文面を思い出した。




cpiblog00620 at 12:37│Comments(0)TrackBack(0)clip!旅行記 

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